3,4年ほど前に、妻の父方の実家(山梨)で大雪が降り、
多くの木が倒れたそうです。
地元の方たちからすれば、非常に迷惑な話ですが、
私にとったら、
「いらない木ならもらえるかも?」と
よこしまな思いがよぎります。
おかげさまで、いい榧の木が手に入りました。
調べると、高級な碁盤、将棋盤などの材料として使われているらしく。
使い込むほど、渋い飴色の光沢が出るそうです。
ということで、2年ほど前に、試しに彫ったのが「豆腐小僧」です。
なぜ、豆腐小僧?
それはね、私の憧れの根付師である至水(死水)さんのブログに、非常に(ドン引きするくらい)
影響を受けている真っ最中だったからです!!
日に何度も、ブログを読みあさりました。
「胡桃が根付の材料になる」とわかれば、山梨へ行き、祖父と義父にお願いして、
胡桃の実を取りに行ったこともありました。
ノスタルジーのメタルフィギュアの記事を読んだときは、D&Dについて、調べ、
石粉粘土で、ゴブリンもを作りました(未だ未完成)。
今でもかなり、影響を受けておりますが、
そういう理由で、妖怪の豆腐小僧を彫った次第です。
回想が長くなってしまいましたが、
ということで、どうぞ!
完成は、2年前にしていたのですが、
目と舌と豆腐を接着したのが昨日…。
やろうやろうと思いつつ、2年。
パーツをはめ込む前
染めようと煮たら、木の中の樹脂が溶け出し、パサパサ…。
榧の木は煮ずに、染めたほうが良いのか?
今度、実験してみます。
とりあえず、豆腐小僧ちゃん、お待たせ!!
長い間、ほったらかしでごめんね!
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